演歌以外:「桜、さくら」について。

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今日のお話は、「桜、さくら」についてのお話しです。

今日は、4月23日、今日はどんな記念日でしょうか。

サンジョルディの日

元々はスペイン・カタロニア地方の習慣で、この日、守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る。この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」とされている。
日本では日本書店組合連合会、日本カタロニア友好親善協会等が1986年から実施している。

世界図書・著作権デー(World Book and Copyright Day)

国際デーの一つ。スペインからの提案により、1995年のユネスコ総会で採択された。
この日はスペインの習慣である「サン・ジョルディの日」であり、また、セルバンテス、シェイエクスピアなど多くの文筆家の誕生日や命日であることに因むものである。

子ども読書の日

2001年12月に制定。文部科学省が実施。
こどもの読書活動についての関心と理解を深め、こどもが積極的に読書活動を行う意慾を高めることを目的としている。

こどもの読書週間 4月23日~4月12日
こどもの本の日 毎月第4土曜日

地ビールの日

日本地ビール協会を中心とする「地ビールの日選考委員会」が1999年に制定、2000年から実施。日附は公募により選定された。
1516年のこの日、バイエルン国王ウィルヘルム4世が発布した「ビール純粋令」により、水、ホップ、大麦・小麦の麦芽、酵母だけがビールの醸造に使用できることとなって、「ビールとは何か」が世界で初めて明確に定義された。また、この日はドイツの「ビールの日」にもなっている。

国際マルコーニデー

世界で初めて無線による通信を行ったマルコーニを記念する日。
マルコーニはイタリアのボローニャに生まれた。1885年、自宅の窓からモールス信号で2.4kmの無線通信に成功した。これが世界初の無線通信だった。翌年アメリカに渡り、大西洋横断3600kmの通信に成功している。
1909年にノーベル物理学賞を受賞し、1937年に63歳でこの世を去った。

シジミの日

有限会社日本シジミ研究所が制定。
四(し)二(じ)三(み)で「しじみ」の語呂合せ。

消防車の日

日本の消防車の5割を生産する株式会社モリタが制定。
1907年の同社の創立記念日。

ぐんま花の日 [群馬県]

群馬県が2002年に制定。

国民主権と子供の日 [トルコ]

1920年のこの日、現在のトルコ大国民議会(トルコ国会)の起源となる大国民議会が開催されたことを記念。

「桜、さくら」について

もう、お花見も済んだ方も多いでしょうね。

東北地方から北海道が満開でしょうか。

桜は、日本だけでなく中国や台湾などアジア各地に生息する樹木です。日本国内だけでも固有種や交配種を含めて600以上もの品種が確認されています。

それらの種類は大きく8つに大別されています。

現在、サクラと言えば、何はなくとも「ソメイヨシノ」ですね。

ソメイヨシノは、江戸末期~明治初期頃から栽培されているサクラの園芸品種です。

江戸時代に染井村の造園師や植木職人がオオシマサクラとエドヒガンを交配させてできたといわれ、日本でも有名な品種の1つになりました。

現在、日本で栽培されているソメイヨシノの全ては、クローン(挿し木や接ぎ木などでの繁殖)によって増やされたため、気温の違う地域でも一斉に開花すること、葉が出る前に5枚の花びらが咲くことが特徴です。

また、韓国起源説といって、韓国から伝わってきた品種だという一説があります。

しかし、2011年、DNA鑑定の結果、韓国のソメイヨシノ(王桜)とは別種だということがアメリカ農務省から発表されたことにより、日本固有とする説が濃厚だといわれています。

ソメイヨシノが誕生したのは、江戸時代中期の1750年頃のこと。

ソメイヨシノは、サクラの歴史の中では比較的、新しい品種なのです。

ソメイヨシノは、エドヒガン系のサクラとオオシマザクラの交配で生まれたとされています。

園芸の盛んだった江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)では、植木業者が「吉野桜」と呼んで売り出しました。

奈良の吉野山はサクラの名所として有名です。

ただし、吉野山のサクラはヤマザクラであり、ソメイヨシノは吉野のサクラとはまったく関係がありません。

つまり、「吉野」というブランドを借りてPRしたのです。

現在でも、「ナポリタンスパゲティ」や「アメリカンコーヒー」のように、まったく関係のない土地を冠したネーミングがあるが、これと似たようなものかもしれませんね。

ソメイヨシノも「吉野桜」というネーミングが受けて、広まっていくのです。

しかし、明治時代になって上野公園のサクラの調査が行われたとき、学者たちは「吉野桜の並木」に植えられたサクラが、吉野のヤマザクラとはまったく違うことを発見する。

そして、「染井村で作られた吉野の桜」という意味でソメイヨシノと名付けられた。

ソメイヨシノという名前は、明治になって付けられた名前だったのです。

そもそも、「花は桜木 人は武士」というのも、歌舞伎の忠臣蔵で使われた台詞が一般に広まったようで、もともとは「人は武士 柱は檜 魚は鯛 小袖はもみじ 花はみよしの」と言って、吉野のサクラのことをいったそうです。

ソメイヨシノの美しさは、一斉に咲いて、一斉に散る、散り際にあります。

しかし、昔の武士が好んだのはヤマザクラである吉野の桜。

ヤマザクラは、木によって花の咲く時期が違うので、花の時期が長い。

国語学者の山田孝雄さんはこう言います。

「日本人が桜を愛するのは散る花の無常観からではないだろう」

昔の武士も、咲き誇るサクラを楽しみにし、サクラの花の下でお酒を酌み交わしていた。

死と隣り合わせで生きた武士だからこそ、咲き誇るサクラがよかったのでしょう。

本当の意味で、命と死を理解している人や体験している人は、「軽はずみに命をかける」とか「死ぬ気で」なんて言葉は使わないでしょう。

咲き誇るサクラのような人になりたいですね。

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