今日のお話は、「また修行を始めます」についてのお話しです。
今日は、12月31日、今年最後の演歌好きの「演歌以外」です。今年一年どんな年でしたか?。
楽しいこと、つらいこと、悲しいこと、大笑いしたことたくさんあってことと思います。
大晦日,大晦
1年の終りの日。
月末のことを晦日・晦と言い、年末の最後の晦日なので大晦日・大晦という。「みそか」は三十日の意、「つごもり」は月篭りが転じたもので、旧暦では毎月1日が新月であり、その前日を「つごもり」と呼んだ。
除夜
大晦日の夜のこと。かつては一年の神「歳神」を迎えるために朝まで眠らずに過ごす習慣があった。
除夜には各家庭で年越し蕎麦が食べられ、寺では除夜の鐘が撞かれる。
除夜の鐘は108回撞かれる。眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに苦楽・不苦・不楽があって18類、この18類それぞれに浄・染があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、これは人間の煩悩の数を表すとされている。また、月の数12、二十四節気の数24、七十二候の数72を足した数が108となり、1年間を表しているとの説もある。
ニューイヤーズ・イヴ
1年の終わりの日は、新しい年が明ける前日でもある。
シンデレラデー
夜の12時までに帰らなければならないシンデレラのように、1年で一番夜の時間が気になる日であることから。
大祓
大祓は罪穢れを祓い清める神事で、6月と12月の末日に行われる。
大祓 6月30日
寅彦忌,冬彦忌
物理学者・随筆家の寺田寅彦(吉村冬彦)の1935(昭和10)年の忌日。
一碧楼忌
俳人・中塚一碧楼の1946(昭和21)年の忌日。
また修行を始めます
イラっとすることも、喜怒哀楽がある人間ですからありますよね。
イラっとしたときに、笑顔になれるような態度が取れれば道が広がっていくとわかっていても、なかなかそうはできないのが人間です。
だからこそ、「自分の機嫌は自分で取る」って、本当に大事なことだと思うのです。
でも、一度抱えたマイナスの気持ちは、抑えていればいつの間にか忘れてなくなるかというと、そんなワケにはいきませんね。
どこかに残っている。
それを、ずっと我慢していたら、胃に穴が開いてしまいます。
こんなときは、どうしたらいいのでしょうか?
そのむかし、お釈迦さまは「怒りがわいたら怒っていい」と弟子たちに言ったそうです。
そういうときは、一瞬だけ「修行やめます」と宣言して、
誰もいない所で、一人で「バカヤロー!ふざけんな!コノヤロー!」 などと叫んでスッキリし、
「また修行を始めます」と宣言して戻ればいい、と。
昔から「病は気から」と言われておりますが、「怒り」を「万病の元」とし、健康への悪影響を指摘するお医者さんもいます。
血流が関係しているそうで、血がドロドロになってしまうのだとか。
「怒り」の感情を放っておくのは、どうもよろしくないようです。
このお話にあるように、一度スッキリするというのは「我慢して溜め込む」より健康的ですね。
本人も書いてありましたが「一人で」というのは絶対条件だとおもいます。
怒りの感情は伝染しますからね。
あとはやはり、「自分で自分のご機嫌を取る」
自分以外、だれも機嫌を取ってくれないですからね。
結果的に、人から機嫌を取ってもらうことはあっても、「人の機嫌を取ることが楽しい! 」という人はあまりいません。
ってことは、機嫌をとっている人が今度はイイ機嫌じゃなくなっちゃいますね。
自分の機嫌は自分で取ることです。
好きな音楽でも、好きなハーブティーでも紅茶でも、お気に入りの服でも、お気に入りのアイドルでも、温泉でも、
思い切り歌ってみても、楽しく歌ったりしても、
何かしらで自分のご機嫌を取ることが、そのまた周りの人の機嫌をも良くしていくのではないでしょうか。
怒る自分を嫌いになるんじゃなくて、怒った後の対処のしかたや、普段の自分のご機嫌の取り方を変えるだけで、変わっていけそうですね。
なにしろ、お釈迦さまも言っているという教えですからね。
今年のいやなことは、思い切り一人で声に出して、怒って、忘れて
すっきりして、新しい年を迎えましょう。
今年一年「演歌好き」に訪れていただいてありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします。