今日のお話は、「もしも人生をやりなおせるなら」についてのお話しです。
今日は、6月9日、今日はどんな記念日でしょうか。
ロックの日
六(ろく)九(く)で「ロック」の語呂合せ。楽曲の方のロック(rock)の記念日。
ロックの日 1月8日
我が家のカギを見直すロックの日
日本ロックセキュリティ協同組合が2001年に制定。
六(ろく)九(く)で「ロック」の語呂合せ。鍵の方のロック(lock)の記念日。
ロックウールの日
日本ロックウール工業会が1992年に制定。
六(ろく)九(く)で「ロック」の語呂合せ。
ロックウールは建物の断熱材や吸音材として使われており、省エネで近年注目を浴びている。
鐵路節(鉄道の日) [台湾]
1887年のこの日、台北で台湾初となる鉄道の起工が宣言された。
4年後の1891年10月20日に開業し、このときに起工の日の6月9日を鐵路節とすることが定められた。
アブドゥッラー国王即位記念日 [ヨルダン]
1999年のこの日、ヨルダンの現国王アブドゥッラー2世が戴冠した。
もしも人生をやりなおせるなら
「生老病死」という言葉がありますね。
仏教の言葉で「生まれること」「老いること」「病むこと」「死ぬこと」という4つの苦しみを指します。
とくに「老い」「病気」「死」への不安というのは、中高年以降にとっては大きな問題であることでしょう。
これらの不安に苦しめられないためには、それよりも大きな「生きる喜び」を感じるようにするのが早道です。
では、生きる喜びとは、いったいどのようなものなのでしょう。
それは、誰かに与えられることを待っているのではなく、自分から積極的に見出していく性質のものです。
たとえば植物や動物と語り合い、なるべく自然を取り入れた暮らしを送ること。
そこで、「自分も自然の一部である」と感じること。
仲間と過ごす時間を大切にすること。
そこで、「自分にもわかり合える仲間がいる」と感じること。
つまり「ひとりぼっちではない」と感じたときに、生きる喜びは湧いてきます。
そして、生きる喜びがあれば、「老い」「病気」「死」への不安など、はるかに凌駕することができるはずです。
「生きる喜び」は、どんなときに湧き上がってくるでしょう。
欲しいものを手に入れたとき?
一番になったとき?
大金を手にしたとき?
人それぞれあるでしょう。
しかし、
人間の本質はやはり、
誰かが喜んでくれたとき、自分も一番の喜びを感じるでしょう。
鏡の法則です。
喜んでもらえるということは、必要とされているということです。
人から必要とされているとき、人は孤独を感じません。
誰からも必要とされていないんじゃないかと思うとき、自分なんていなくてもいいんじゃないかと絶望します。
一度きりの人生、どう生きるかは自分で決めることができます。
アメリカ中東部の片田舎にひとりの女性が暮らしていました。
彼女は85歳になった年に一編の詩【もしも人生をやりなおせるなら】という詩をかきました。
【もしも人生をやりなおせるなら】
もしも人生をやりなおせるなら、こんどはもっとたくさん失敗したい。
よけいなチカラをぬいて、いつもリラックスして暮らす。
そして、おかしなことをたくさんする。
もうなんでも深刻にうけとめることはやめる。
チャンスがあればなんどでも挑戦する。
もっとどんどん旅に出て、もっとたくさん山に登り、もっといろんな川で泳ぎたい。
すきなだけアイスクリームを食べ、むりして豆ばかり食べるのはよそう。
きっといまよりも問題は増えるかもしれない。
でも、頭の中だけの心配事は減るだろう。
ごらんのとおりわたしは、ごくふつうの人間です。
いつだって、どんなときでも、コツコツまじめに生きてきました。
ああ、そんなわたしの人生にも、生きるよろこびを感じた瞬間がいくどかありました。
もしも人生をやりなおせるなら、あんなひとときがたくさんほしい。
本当にそれだけで、あとはなにもいらない。
ただ長生きするために今日を過ごすのではなく、一瞬一瞬を大切に生きる。
体温計や湯たんぽ、レインコートやパラシュートがなければどこにも出かけられない―――わたしはそんな用心深いタイプのひとりでした。
もう一度人生があるとしたら、こんどはもっと身軽に旅に出よう。
もしも人生をやりなおせるなら、春から秋の終わりまで、ずっと裸足のままで暮らす。
もっとたくさんダンスを踊る。
もっとたくさんメリーゴーランドに乗る。
そして、もっとたくさん―――――ヒナギクをつむ。
いかがでしたか?
自然と共に生き、人を喜ばせ、やりたいことに挑戦していく人生。
そうしたらきっと、生きる喜びが湧いてくるとおもいますね。
ただ長生きするために今日を過ごすのではなく、一瞬一瞬を大切に生きましょうね。