今日のお話は、「そんなことをしたら自分のことが好きになれない」についてのお話しです。
今日は、6月23日、今日はどんな記念日でしょうか。
慰霊の日 [沖縄県]
1945年のこの日、牛島満大将らが自決し、第二次大戦の沖縄における組織的戦闘が終結した。80日にもおよぶ地上戦で、住民を中心におよそ20万人もの犠牲者を出した。
1961年、アメリカ施政下の沖縄で、日本の国民の祝日に相当する「住民の祝祭日」の一つとして定められた。1972年の沖縄復帰後は休日としての法的根拠がなくなったが、1991年に沖縄県の条例で休日と定められた。なお、沖縄戦終結の日は6月22日とする説もあり、制定当初から1965年までは6月22日が「慰霊の日」とされていた。
沖縄本土復帰記念日,沖縄復帰記念日 5月15日
オリンピック・デー
1894年のこの日、国際オリンピック委員会(IOC)がパリで創立された。
フランスのクーベルタン男爵の提唱によりオリンピック復興に関する国際会議がパリで開催され、1896(明治29)年にアテネで第1回オリンピック大会の開催することを決議し、国際オリンピック委員会を組織した。
日本では日本オリンピック委員会(JOC)国際協議課が1948(昭和23)年から実施している。
今年は、東京オリンピックが新型コロナウイルスの影響で一年延期になりましたね。早く収束して開催できればいいですね。
国連パブリック・サービス・デー(United Nations Public Service Day)
2002年の国連総会で制定。国連加盟各国に対し、この日は公共サービスが開発に果たす役割を周知するよう求めている。
大公誕生日 [ルクセンブルク]
ルクセンブルクの国家元首であるルクセンブルク大公の誕生日を公式に祝う日。大公アンリの実際の誕生日は4月16日であるが、誕生日の祝日は6月23日になっている。
戦勝記念日 [エストニア]
1919年のこの日、エストニア独立戦争でエストニア軍がバルト連合公国軍に勝利した。
獨歩忌
作家・詩人の國木田獨歩の1908(明治41)年の忌日。
そんなことをしたら自分のことが好きになれない
「1/4の奇跡」の著者で山元加津子さんのお話しです。
世界一幸福の国といわれているブータン王国での出来事です。
ブータンの学校に行ったときに、女の子や男の子に「いじめはありますか?」と尋ねました。
「いじめってどんなこと?」ということで「一人だけをのけものにしたり、ものを隠したり、ひどいことをみんなで言うこと」というと、
ブータンの少年は不思議そうな顔で私に、「どうして、なんのためにそんなことをするの?」と聞きました。
「そんなことをしたら、自分のことが好きになれない。好きになれなかったら、誰のことも幸せにできない。自分も幸せに生きれない。どうしてそんなことをするの?」と尋ねられました。
そして、ブータンには泥棒がいないとガイドさんが言いました。
どうして?と尋ねると
「そんなことをしたら、自分が恥ずかしいでしょう。そしてそんな自分を誇れない」と。
私たちも昔、「誰が見ていなくても、お天道さんがみておられる」と言いました。
少年の言葉にもガイドさんの言葉にも涙が出ました。
そして、泥棒やいじめがあっても当たり前のように思っている自分が恥ずかしくなりました。
私も自分を好きでいたい。
自分を誇りに思いたい。
自分に恥じないことをしていきたいと思いました。
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日々の生活の中で、自分を誇れることも自分を恥ずかしく感じることもあると思います。
ただ、
恥ずかしいと感じることができる人はまだ、救いがあるでしょう。
反省し、次から気をつけることができます。
しかし、
悪いことをしたな、申し訳ないな、恥ずかしいなと思っていない人や、思っていても同じことを繰り返してしまう人は、つまり思っていない人と同じです。
他の人が反省して過ちを繰り返さないのは、繰り返さないように「強く」思っているからです。
過ちを繰り返す人は、思っていないのも同然なほど「かすかに」しか思っていないのです。
これは、人と比べることができませんので計れませんが、想いの強さが行動に変わります。
行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば人格が変わる。
そして人格が変われば運命が変わるのです。
運命や人生を変えたかったら、まずは想いの強さを決める「心」を変えなくてはいけませんね。
さて、今日も「心」を磨いていきましょうね。
そして、同じ間違いを繰り返さないように「強く」思って行動していきましょうね。