今日のお話は、「人は基本的に変化が嫌い」についてのお話しです。
今日は、11月10日、今日はどんな記念日でしょうか。
技能の日
労働省(現在の厚生労働省)が1971(昭和46)年に制定。
1970(昭和45)年のこの日、アジア初の技能五輪(国際職業訓練競技会)が日本で開催された。
エレベーターの日
日本エレベーター協会が1979(昭和54)年に制定。
1890(明治23)年のこの日、東京・浅草の「凌雲閣」に設置された日本初の電動式エレベーターが一般公開された。
エスカレーターの日 3月8日
トイレの日
日本トイレ協会が1986(昭和61)年に制定。
「い(1)い(1)ト(十)イレ」の語呂合せ。
同協会はこの日に「トイレシンポジウム」を開催し、公衆トイレを対象とした「グッドトイレ賞」を発表している。
トイレの日 8月10日
井戸の日
全国さく井協会が2006(平成18)年より実施。
「いー(1)井(1)戸(10)」の語呂合せ。
その前の2001(平成13)年より、富山県鑿井協会が1月10日を「井戸の日」としていたが、2006年より全国さく井協会の井戸の日に移行している。
肢体不自由児愛護の日
日本肢体不自由児協会の主唱で1953(昭和28)年から実施。
この日から12月10日までの一箇月間が「手足の不自由な子供を育てる運動」期間となっている。
毎年、肢体不自由児が描いた絵を載せた「友情絵はがき」「愛の絵はがき」の配布等が行われている。
ハンドクリームの日
ユースキン製薬が2000(平成12)年に制定。
「い(1)い(1)手(ten=10)」の語呂合せと、平年の最低気温が10℃を割ってハンドクリームの需要が高まる頃であることから。
断酒宣言の日
全日本断酒連盟が制定。
1963(昭和38)年のこの日、全日本断酒連盟の結成記念大会が開かれた。また、11月のNovemberを「もう飲めんばー」、10日を「酒止(十)まる」とした語呂合せでもある。
いい音・オルゴールの日
長野県下諏訪町の「諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館」が制定。
「い(1)い(1)おと(十)」の語呂合せ。
人は基本的に変化が嫌い
「人は基本的に変化が嫌い」というお話です。
人は基本的に、安定が好き。
変化は嫌いです。
多少欠陥があっても、慣れたものに親しみを感じるように、つくられています。
それゆえ、似た者同士であつまって、いわば同盟を組んで、安定が崩れないように平衡を保っています。
なので、あなたが突然、
「こんな現状を、変えようよ!」
と言い出すことは、彼らにとっては、見たくもないことを、突きつけられている感じがするかも。
たとえ、あなたの言い分が、百パーセント正しかったとしても、
「そんなこと、何かが崩れてから考えようよ」
という勢いかもしれません。
なので、
あなたの時間を、
幸せなものにするためには、
価値観の合わない世界と、
いつまでもご縁をいただいているわけにはゆかない。
変化を好む人は少ないものです。
何かを始めようとしたり、何かを変えようとすると、必ず否定的な人が現われます。
携帯電話からスマホにシフトしているとき、おもしろがって直ぐにスマホに変える人と、「自分は今までの携帯電話がいい。スマホは流行らないと思う」などと言っていた人がいたと思います。
しかし、残念なことにその後、ほとんどの人がスマホを持つ時代があっという間に訪れました。
車もこれからは、高速道路での自動運転がどんどん加速するでしょう。
もう、オートマとかミッションの次元を飛び越えています。
イーロン・マスクは、東京―ロサンゼルス間を32分で移動し、100人が乗れる「ロケット飛行機」を開発しています。
おそらく、現実になるでしょう。
江戸時代から見たら、今の時代も考えられないことだらけで、自分が生まれたころから考えても、あり得ない程変化しています。
世界中の誰とでも繋がることができ、世界中の情報を個人が入手でき、パソコンをポケットに入れて持ち歩き、顔認証でロックを解除するなんて、私たちが子どもの頃からしたらSFの世界です。
でも、確実に変化は起きるのです。
ダーウィンの有名すぎる言葉があります。
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。
そうではない。
最も頭のいいものか。
そうでもない。
それは、変化に対応できる生き物だ」
変化を恐れるのではなく、
変化を楽しんでいきたいものですね。