今日のお話は、「学ぶという事」というお話しです。
今日は、12月1日、今日はどんな記念日でしょうか。早いもので今年も残り1ヶ月となりました。
世界エイズデー(World AIDS Day)
世界保健機関(WHO)が1988(昭和63)年に制定。国際デーの一つ。
エイズ問題への人々の意識を高めることを目的として制定された。
映画の日
映画産業団体連合会が1956(昭和31)年に制定。
1896(明治29)年11月25日、神戸で日本で初めての映画の一般公開が開始された。この会期中のきりの良い日を記念日とした。
カラー映画の日 3月21日
シネマトグラフの日 12月28日
鉄の記念日
日本鉄鋼連盟が1958(昭和33)年に制定。
1857(安政4)年のこの日、南部藩士・大島高任が日本で初めて高炉による製鉄に成功した。
デジタル放送の日
地上デジタル放送推進協会(現 デジタル放送推進協会)と総務省が2006(平成18)年に制定。
この日は2000年にBSデジタルの本放送、2003年に三大都市圏での地上デジタル(地デジ)の本放送が開始された日であり、2006年のこの日には全都道府県で地デジ放送が開始されている。
いのちの日
厚生労働省が2001(平成13)年に自殺予防活動の一環として制定。
精神的危機に追い込まれ誰にも相談できずに1人で悩んでいる人たちのため、この日から1週間、無料の相談電話「いのちの電話」が設けられる。
「いのちの電話」フリーダイヤル週間 12月1日~12月7日
冬の省エネ総点検の日
資源エネルギー庁が実施。
1980(昭和55)年10月24日の総合エネルギー対策推進閣僚会議で制定が決定された。
毎月1日が「省エネの日」、2月が「省エネ月間」になっている。
省エネの日 毎月1日
省エネ月間 2月1日~2月29日
カイロの日
日本使いすてカイロ同業会(現在の日本カイロ工業会)が1991(平成3)年に制定。
カイロの需要が高くなる時期である12月の最初の日。
手帳の日
「能率手帳」を発刊している日本能率協会マネジメントセンターが制定。
翌年分の新しい手帳を準備する時期であることから。
データセンターの日
データセンター運営会社のソフトバンクIDCが制定。
12月はDataCenterの頭文字DCがDecemberに似ていることから。1日は安全第一ということから。
データセンターとはインターネット用のサーバやデータ通信・電話などの交換機などを設置・運用するための施設であり、その役割を広く紹介し、活用を促進する日として制定された。
着信メロディの日
携帯電話用着信メロディの規格を開発した株式会社フェイスが制定。
1999(平成11)年のこの日、同社が世界で初めて着信メロディの配信を行った。
下仁田葱の日
下仁田ファーム・下仁田葱の会が2009年に制定。
下仁田ネギの出荷解禁の日。
カレー南蛮の日
カレーうどん100年革新プロジェクトが2010年に制定。
カレー南蛮を考案した中目黒「朝松庵」店主・角田酉之助の誕生日。
カレーうどんの日 8月2日
防災用品点検の日
防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。
関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回。
独立回復記念日 [ポルトガル]
1640年のこの日、スペインとの同君連合を結んでいたポルトガルの貴族らがスペイン王宮を襲撃し、ポルトガル王政復古戦争が勃発した。15日には同君連合を解消し、ブラガンサ公ジョアンがポルトガル王として即位した。
統一記念日 [ルーマニア]
1918年のこの日、トランシルヴァニアがルーマニアに統合された。
軍備全廃の日 [コスタリカ]
1948年のこの日、コスタリカ大統領フェレールがコスタリカの常設軍を廃止した。
「学ぶという事」はこういうことだったのか。
学ぶとは、こういうことだってことを思い知らされる内容です。
明治維新のころの勝海舟さんのお話です。
勝は若年期から西洋に興味を持っていました。
そしてある日、古本屋でオランダの兵書を見つけます。
勝はそれを欲しがりますが、とても買うことができる値段ではありませんでした。
勝は親戚中を回り、お金を借りることを思いつきます。
そして何とか欲しがっていた本を買えるだけのお金が集まり、もう一度古本屋に立ち寄ります。
しかし、勝の求めていた本はすでに別の人の手に渡ってしまっていました。
勝はたいそう落ち込みました。
しかし、ここで諦める勝ではありません。
その本を買った持ち主を調べ始めるのです。
なんとかして持ち主を調べ上げ、その人と出会うことができました。
勝は何度も「その本を譲ってはいただけませんか」と頼み込みます。
それでも、なかなか了承を得ることはできません。
勝は続けて「それでは、あなたが寝ている間にその本を貸していただけませんか?あなたが寝ている間はその本を読むことができないでしょう」と言います。
持ち主は「それはそうですね。しかし、その本は大切なものです。家から持ち出されては困りますぞ」と答えます。
そこから、勝は持ち主の家まで毎夜通いつめるのです。
その距離は約六キロメートルも離れていたのですが、雨が降ろうとも約束の時間に遅れたことはありませんでした。
毎夜、家に通っては本を書き写していきます。
勝は約半年間通いつめ、その本八冊をついに写し終えました。
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何かを学ぶのに、何かを知ろうとすることに、ここまで真剣になれていない自分に気がつきました。
本当に学びたかったら、勝さんのような行動もとれることでしょう。
今、おそらく明治維新のような激動の時代にいるのかもしれません。
時代の変化は、通り過ぎふり返ってみないと気付けないものです。
自分が成人したのも結婚したのも子どもができたのも、実感がわいたのはしばらくしてからでした。
いや、そもそも時代が激動だろうがそうじゃなかろうが、懸命に生きることと懸命に学ぶことを忘れてはいけませんね(^_^)b
決意しただけでで、なにも学ばなかったら、行動しなかったら、それは決意していない人と一緒の結果になるのは当然です。
新しいアイデアや企画が成功する確率というのは1,7%だといいます。
毎週挑戦し改善し行動していったら、一年で52回チャンスがありますので、成功する確率は90%近くなりますが、
半年に1度程度の行動や改善や挑戦では、成功する確率は3.4%です。
つまり、ほとんど失敗に終わる計算です。
成功したかったら、学んで挑戦して改善していくしかないということです。
しかし、大事なのは挑戦も改善も、勝さんのように「新しい学び」がないと、それは挑戦ではなくマンネリになってしまいます。
だから、世の成功者たちは本を読むことや学ぶことを大事にしてきたのだと思います。
これからもずっと、学んでいきたいと思います。