今日のお話は、「類は友を呼ぶ」というお話しです。
今日は、4月20日、今日はどんな記念日でしょうか。
郵政記念日
逓信省(現在の日本郵政グループ)が1934年に「逓信記念日」として制定。逓信省が郵政省・電気通信省の二省に分割された1950年に「郵政記念日」と改称、1959年に「逓信記念日」に戻されたが、2001年の省庁再編に伴い再び「郵政記念日」となった。
1871(明治4)年3月1日(新暦4月20日)、それまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度を実施した。
東京・京都・大阪の三都市と東海道線の各駅で、郵便物の取扱、切手の発行が始まった。翌年にはほぼ全国的に実施された。
青年海外協力隊の日
1965年のこの日、青年海外協力隊(JOCV)が発足した。
青年海外協力隊では、アジア・アフリカ・中南米を中心とする発展途上国の国作りを支援する為に、2000人を超える満20歳から39歳までの人達がボランティアとして活躍している。
女子大の日
1901年のこの日、日本初の女子大学である日本女子大学校(現在の日本女子大学)が開学した。
百間忌,百鬼園忌,木蓮忌
小説家・随筆家の内田百間の1971年の忌日。
百間のペンネームは幼い頃に遊んだ百間川に因み、また「借金」の語呂合せから百鬼園とも名乗っていた。
東京中野区金剛寺の句碑”木蓮や塀の外吹く俄風”から木蓮忌とも呼ばれる。
「類は友を呼ぶ」法則
何の店でも、訪れたときに、「このお店は雰囲気がいいな」「このお店のスタッフはみんな感じいいな」と思うことがあります。
逆に「このお店は感じがよくないな」「このお店は活気がなく暗いな」と思うこともあります。
お客様は店の全体的な雰囲気をすぐに感じるものです。
サロンでも同じで、お客様はすぐにその店の雰囲気を感じ取ります。
このサロンの雰囲気をつくっているのは、そこで仕事をしている人とお客様なのです。
「店で働いているスタッフを見れば、経営者がどんな人かがわかる」「経営者を見ればどんなスタッフがそろっているかわかる」といった、「類は友を呼ぶ」ということわざのように、似た者同士や気の合ったものが自然とその店に集まるものです。
やる気に満ち溢れたスタッフが元々そのサロンにいれば、新しく入ったスタッフは自然とその雰囲気に染まっていくか、馴染めず居心地が悪くなって辞めていくかになります。
お客様も同じです。
店の雰囲気がよいと思うなら長く通ってくださるでしょうし、居心地が悪いと思うなら離れていくことでしょう。
そのように類は友を呼んでいくのです。
「類は友を呼ぶ」法則で、忘れてはならないのは「引き寄せの法則」。
「引き寄せの法則」といえば、もう既に日本でも浸透している考え方です。
ただ、少し違う解釈をしている人も多い気がしますので、ちょっと紹介させていただきますね。
「ザ・シフト」という映画の中で、ウエイン・W・ダイアーさんが、以下のことを語っています。
「“欲しいものを引き寄せる”と考える人がいるが、
私は全くそうは思わない。
“欲しいもの”ではなく、
“自分と同じもの”を引き寄せるんだ」
その通りです。
「イメージングすれば、何も行動しなくても、どんな願いも叶えてくれる!それが引き寄せの法則だ!」
ではありません。
そもそも、まず見ていただきたいのが、今の自分です。
今の自分は、今までの自分が引き寄せたということに気付く必要があります。
今のお店の雰囲気も、今の自分の環境も、経済状況も、仲間も、先輩も、部下も、
居心地が悪かったら、自分が変わるかその場から去るしかありません。
ギャンブル大好き仲間と一緒にいたら、一人だけギャンブルしないでいると白い目で見られるので、その仲間との距離を置くか、自分もギャンブルをするかしかありません。
ポジティブでイケイケの経営者仲間といたら、自分だけ何もしないでいると居心地が悪いので、その仲間と距離を置くか、自分もそうなるように頑張るかのどちらかです。
そうした日頃の選択によって、今の自分がつくられてきたのです。
良くも悪くも、勝手にそうなったわけではありません。
多少居心地が悪くても、成長できると思ったらそれは辛抱が必要で、それがコンフォートゾーンの外に出るということにつながります。
いつも自分が行く居心地の良い場所(コンフォートゾーン)より一歩先にいくことにより、自分を成長させることが出来るのです。
笑顔が集まるところには、笑顔が集まる友がいます。
居心地のいい場所を作っていきたいものですね。