今日のお話は、「「貯金型」と「借金型」」というお話しです。
今日は、5月10日、今日はどんな記念日でしょうか。
日本気象協会創立記念日
1950年のこの日、日本気象協会(JWA)が「気象協会」として創設された。
気象協会は1966(昭和41)年に関西気象協会・西日本気象協会と合併し、現在の名称になった。
気象情報の伝達・配布、気象調査、気象知識の普及等を行っている。
コットンの日
日本紡績協会が1995年10月に制定。
五(こ)ten(テン)で「コットン」の語呂合せと、綿が夏物素材としてよく使用されるため、5月が店頭販売の最盛期を迎えることから。
地質の日
地質関係の組織・学会が2007年に制定。
1876年のこの日、アメリカの地質学者ライマンらが日本初の広域的な地質図「日本蝦夷地質要略之図」を作成した。また、1878年のこの日、地質の調査を扱う内務省地理局地質課が設置された。
街区表示板の日
1962年のこの日「住居表示に関する法律」が施行された。
街区表示板とは、住居表示が実施されている地域に設置されている、所在地の住居を表示した細長い板のことである。
リプトンの日
紅茶のブランド「リプトン」を展開するユニリーバ・ジャパンが制定。
創業者トーマス・リプトンの1848年の誕生日であり、リプトンが1871年に最初の食料品店を開いた日でもあることから。
(旧)愛鳥の日
1947年に4月10日の「バードデー(愛鳥の日)」として実施されたが、まだ冬鳥が多い時期であるとして後に1か月ずらした5月10日とした。1950年からは「愛鳥週間」に移行した。
四迷忌
小説家・翻訳家の二葉亭四迷の1909(明治42)年の忌日。
前年から朝日新聞社特派員としてロシアに渡り、病気で帰国の途中のインド洋上で客死した。
「貯金型」と「借金型」
「貯金型」と「借金型」のお話です。
【気分をよくすれば、貯金。気分を害すれば、借金】
簡単にいうと、貯金型は、相手の期待値を超える人です。
借金型は、相手の要望値を下まわる人です。
例えば、レストランへ行き、千円を支払って千五百円分の満足が得られたら、そのお店は貯金型の商法です。
貯金をすれば、また来ようとリピーターになってくれます。
リピーターがよい噂を流して、ますます繁盛するでしょう。
飲食店などでよくいわれている「料理の味より人間の味」。
スタッフの人間力がものをいいます。
千円を支払って、五百円分の満足しか得られなければ、そのお店は借金型です。
借金をしてしまうと、もう次はありません。
その上、悪い噂を流されてしまいます。
もし様々な面で借金をし続けてしまうと、親友だった人が友人になり、友人だったのが知人になり、知人だった人はただの人になり、いつの間にか敵になってしまうこともあります。
これは人、会社、お店の見極め方だけではなく、自分の生き方にも当てはまります。
人間は、放っておいたら借金型(奪う・テイク)になってしまうそうです。
本来、動物は常に生命の危機にさらされていて、自己防衛本能が大変強いものです。
したがって、自分を守るために、相手を攻めます。さらに、危険や冒険を避ける傾向にあります。
なので、人間が本能のみで生きたなら、動物性が強くなり、自己中心的になり、人間関係がスムーズにいかないというのが「普通」のことだといいます。
ではどうしたらよいのか?
そこで、「人間性」を意識する必要があるのです。
人間性とは後天的なもので、本能の「動物性」をコントロールする力であったり、常に向上心を持ったり、理性、知性、言語、協調性、愛情など学んでいく事によって高まります。
この「人間性」は、元々備わっているものではありません。
かつて、インドで狼に育てられた少女が発見され、その少女は人間性がほとんどゼロだったという報告もあります。
つまり、「人間性」とは人とかかわることで生まれ、育まれていくもので、意識して努力して身に付いていくのです。
そしてその人間性こそが「与える・ギブ」といった「貯金型」の人の特徴だったのです!
人としての繁盛も、お店の繁盛も、会社の繁盛も、この人間性の特徴である「与える」思考が本当に大切ですね。