演歌以外:「ロバと親子」について。

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今日のお話は、「ロバと親子」というお話しです。

今日は、6月21日、今日はどんな記念日でしょうか。

がん支え合いの日

がん患者や家族を支援するNPO法人キャンサーリボンズが制定。
夏至になることの多いこの日を記念日とした。

スナックの日

かつて夏至に「歯固め」と称して正月の餅を固くして食べる習慣があったことから。

ロバと親子

「ロバと親子」というお話です。

町にある市場でロバを売るため、親子とロバが田舎道を歩いていた。

すると、道ばたで井戸水を汲んでいた女の子たちがそれを見て言った。

「なんて馬鹿な人たちでしょう。どっちか一人がロバに乗ればいいのにさあ。二人ともほこりをかぶってとぼとぼ歩いているのに、ロバはあんなに気楽に歩いているわ」。

親父さんはその通りだと思い、息子をロバの背中に乗せた。

しばらく行くと、老人たちがたき火をしているところに来た。

老人の一人がこう言った。

「今時の若い者は年寄りを大切にしない。ごらんよ、年をとった親父さんが疲れた様子で歩いているのに、あの子はロバに乗って平気な様子じゃないか」。

親父さんはこれを聞いて「それもそうだな」と思った。

そして、息子を下ろして、自分がロバに乗った。

しばらく行くと、子どもを抱いた三人の女たちに会った。

一人の女がこう言った。

「まったく恥ずかしいことだよ。子どもがあんなに疲れた様子なのに、どうして歩かせておけるんだよ。自分は王様みたいにロバに乗ってさ」。

そこで親父さんは、息子を鞍の上に引き上げて自分の前に乗せた。

しばらく行くと、数人の若者たちに出くわした。

一人の若者がこう言った。

「君たちはどうかしているんじゃないか。その小さなロバに二人が乗るなんていうのは無慈悲だよ。動物虐待だと言われても仕方がない」。

その通りだと思った二人は、ロバから下りた。

そして、親父さんは言った。

「こうなったら、二人でロバを担いでいくしかない」

二人はロバの後足と前足をそれぞれ綱で縛って、道ばたにあった丈夫そうな棒をその間に通した。

子どもが棒の片方を、親父さんが棒のもう片方を持って、えんやえんやと担いで歩いていった。

町の人たちはこの様子を見て、手をたたいて笑った。


世のなかには、いろいろな立場の人がいて、それぞれ立場でものを言います。

そのすべてを鵜呑みにしていたら、ロバを担いでいった親子のようになってしまいます。

だれの意見を信じるかは、自分で決めることが出来ます。

尊敬する人や、あこがれの人、よく学んでいる人などにアドバイスを求めると良いかもしれません。

「なぜあの人は心が折れないのか」(中谷彰宏著/毎日新聞出版)という本にこんな話を紹介します。

うまくいっていない時は、うまくいっていない人と集まって傷のなめ合いをしないことです。

それよりは、うまくいっている人に会って、どうすればうまくいくかのアドバイスをもらうことです。

うまくいっている人から学ぶ・勉強する・吸収することで、つらい状態から抜け出すことができます。

情報化社会では、飲み会のかわりに、ネットで傷のなめ合いをします。

「上司とうまくいっていない」と、上司の悪口を言い合うことで、ますます癒されない状況が生まれます。

うまくいかない時は、うまくいっていない人と寄り合うのではなくて、うまくいっている人と会うことです。

自分がうまくいっていないと、うまくいっている人に会うのは抵抗があります。

その壁を乗り越えて、うまくいっている人に会って教わるのです。

うまくいっていない人たちから、うまくいく方法は見出せないのです。

心が折れない人は、心が強い人ではありません。

心が強くない人のほうが、実際には多いです。

心が強くないのに、心が折れないのは、工夫をしているからです。

心が折れない人がしている工夫を学ぶことがいいのです。


ハーバード大学の研究で、

「日々の生活に幸せを感じている友人が1人増えるごとに、幸せになる可能性は約9%ずつ高まる。

反対に、日々の生活が不幸だと感じている友人が1人増えるごとに、幸せでいられる可能性は7%ずつ低下する」

というものがあります。

自分が受ける影響、そして自分が発する周りへの影響を考えても、どういう人となるべく時間を共にした方が良いのかが分かります。

情報が溢れている世の中です。

これからは、情報を見極める力も必要になってきますね。

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