演歌以外:シニアの手習い「どうせ始めるなら縁遠いことから」「生涯の楽しみは今から探す」

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今日の話題は、シニア世代の趣味の話題です。

シニア世代の仕事や生活についてリタイヤ後のテーマの一つに「趣味」があります。

定年後は再雇用制度などで働き続ける人が多いとは思います。
それでも現役時代よりは時間に余裕ができるでしょう。
リタイア後の生活を有意義なものにするためには趣味が大切ですよというお話です。

中には必ず「自分は仕事人間だったから趣味は何もない」と誇らしげにいう人がいます。
そんなことは別に自慢ではないと思うのですが、恐らく自分がいかに立派な仕事をしてきたかを無意識のうちにアピールしたいのでしょうね。
「趣味なんぞに関わっている暇はなかったんだ」というこだわりがにじみ出ていまよね。

会社人としては素晴らしい人生だと思いますし、尊敬もしますが、自分自身の人生を通してそれが本当に良かったかどうかは、それ以後の人生で大きく変わると思いますね。

人生は80歳が当たり前で、テレビを見ていたら90歳、100歳の方が元気に生きがいを見つけて輝いています。

そう考えれば60歳以降でも残り40年、少なくても20年は自分の人生があるのですからね。やはりそれをどう生きるかで死を迎えた時にどう感じるかを今のうちに想像するのもいいかもしれません。

そしていかに健康でいられるかが大事です。

●仕事にリタイアはあっても趣味にはありません。

趣味は自分の好きなことを何となくやっているというイメージがありますが、実はそれほど簡単なものではありませんよね。趣味をお持ちの方はよくわかってますよね。

それは、何をやるにしても最初のうちは上手くいかないからです。
つまり、趣味は決していい加減にやっていいというものではなく、それなりに一生懸命やらないと本当の楽しさには到達しないということです。

仕事はリタイアしたとしても趣味にはリタイアはありません。
体力と知力が維持できる限り、いろいろな趣味を楽しみ続けることができますから、私は大いに趣味は持つべきだと思います。

では今、無趣味の人はどうすれば趣味を見つけることができるのでしょう。
「友達に誘われる」、「本を読んで興味を持つ」、「知人がやっているのを見て」など、きっかけはさまざまですが、始めるきっかけがないままにずっと来てしまったという人も少なくないと思います。

そんな人に私がぜひお勧めしたい方法があります。
それは「自分とは最も縁遠いと思われるもの」を選ぶことです。
特にシニア層の人にこそ、この方法はお勧めです。

なぜなのか?その理由をお話しします。

会社で長く働いていると、自分が経験したことのないものでも見よう見まねでできることがあります。

ところが、中には全く手も足もでないものもあります。

こんな例があります。

クラッシックのバイオリンを習い始めましたが、これがなかなか難しいのです。もともと銀行マンでしたから仕事上、音楽との接点はほとんどありませんでした。
聴くのは好きでしたが、楽譜などは全く読めません。
本当に一からの勉強でした。

なぜそんなことを始めたのかというと、ある先輩からのアドバイスでした。
その先輩は私から見ても結構、傲慢なタイプの人で独断専行、あまり人の意見を聞かないタイプです。
その人が60歳にして突然サックスを習い始めたのです。
なぜ楽器を、それも演歌しか聴かないような先輩がなぜジャズをと思い、先輩に聞くと、こんな答えが返ってきました。

「俺たちサラリーマンは、なんだかんだいっても今まで付き合いとやりくり上手で世間を渡ってきたんだよ。
だから大概のことは何とかなる。
だけど、サックスなんていうものは自分には全く縁がなかったものだから手も足も出ない。
ということは、謙虚に学ぶしかないってことだ。
お前から見たらおかしいかもしれんが、この年になってようやく学ぶことの面白さがわかってきたんだ」
今、先輩は若い先生に叱られながらもサックスを必死で習っています。
私が察するに、先輩は放っておくと現役時代以上に傲慢で独りよがりになりがちな自分を改めるきっかけをつくりたかったのではないかと思います。

●謙虚に学ぶ姿勢が人生を豊かにする

本来、リタイア後の趣味は現役時代からやっていることを続けるのが理想的だと私は考えていますが、もし「そんなものは何もない」という人ならこの先輩のように「自分とは最も縁遠いもの」から始めてはいかがでしょう。

趣味の習得という目的以外にも、謙虚に学ぶ姿勢はリタイア後の人生をいろいろな面で豊かにしてくれるはずです。

人に耳をかさないへんな頑固おやじにはならなくていいと思いますよ。

定年後の趣味は続かない?生涯の楽しみは今から探す

会社員は60歳の定年後、多くの人が20年以上のセカンドライフを過ごします。
悠々自適の生活を送る人もいれば、会社の再雇用で65歳まで働く人もいるでしょう。
中には起業家となって70歳、いやそれ以上働く人もいるかもしれません。
しかし、長いセカンドライフを有意義なものにするためには、仕事だけでなく趣味も大切です。

男性が定年後に始める趣味の典型は「陶芸」「油絵」「山歩き」といわれます。
これらは「三大趣味」と呼ばれたりします。

今、世界の男の3大趣味は「料理」「映画」「散歩」というリサーチ結果もあります。

いずれもすてきな趣味であり、これらを本当に楽しんでいる人を見るとうらやましく思います。

●定年後に始めた趣味は続かない例も

ただ、定年後にこれらの趣味を始めても途中でやめてしまう人が多いというのも事実です。
一体どうしてなのでしょうか。

その理由は恐らく「趣味を定年になってから始めた」ことにあるのではないかと思います。
そもそも趣味というのは何年かやってみないと本当の面白さはわからない場合が多いのです。

例えばゴルフもそうです。
最初は誰でも下手です。
一緒にラウンドして大きくたたいてしまうと、みんなに迷惑をかけ、冷ややかな視線に耐えなければなりません。

それが嫌でゴルフをやめてしまう人もいます。
実は私がそうでした。
でも悔しいと感じたり、何とか上達したいと思ったりする人なら、地道に練習を続けていくことで、突然ブレークスルーするときがやって来ます。

これはゴルフに限らず、楽器でも語学の勉強でも一生懸命続けていればどこかでパーッと目の前が開けるときがやって来るのです。
そしてそこから先が本当の面白さがわかるのです。
もちろん、その後も壁にぶつかったり、スランプになったりすることはありますが、まずはこのポイントを抜けないことには始まりません。

●趣味が合うかどうかは判断に一定の時間

定年前後で趣味を始めて途中でやめてしまう人の多くはこれらの通過点を迎えることなく飽きてしまったり、嫌になったりするのです。
趣味というのはやってみなければ自分に合ったものかどうかはわかりません。
興味がなくても始めてみたら面白かったという場合や、逆に面白そうだと思って始めたけどどうも今ひとつということだってあります。

いずれにしろ、趣味の合う合わないは一定の時間をかけて判断しなければなりません。
もし合わない趣味だったら、セカンドライフの貴重な時間を浪費しかねません。
幸運にも現役時代から趣味を持っている人は定年後もそれを続ければいいと思います。
むしろ時間がたっぷりある分、それまで以上に積極的に活動することができるでしょう。

でも、もし全く趣味を持っていない人なら(こういう人は意外に多いのです)、いきなり定年になってから始めるのではなく、定年になる5年とか10年ぐらい前から取り組んでみることをお勧めします。
なぜなら、それくらいから始めると、ちょうど定年を迎える頃に本当の面白さがわかってくることになるからです。

●再雇用で働きながら趣味を見つける

残念ながら全く無趣味で定年まで来てしまったという人だっているでしょう。
だからといって焦る必要はありません。
一つの手は再雇用で働きながら、その間に趣味を始めることです。
再雇用での働き方は現役時代と違ってストレスも残業も多くはありません。
比較的ゆったりとした働き方ができるはずです。
その5年の間に自分に合った趣味を見つけることは十分に可能です。

これだとお金は稼げるし、趣味は見つけられるしで一石二鳥でしょう。
そうしておけば、仕事を辞めても趣味によって「自分の居場所」をつくることができます。

働くにせよ、趣味に生きるにせよ、この自分の居場所が会社という組織を離れた人にとって最も大切なことです。
「なんとなく」「誘われたから」という理由だけで安易に「定年後の三大趣味」に飛びつくのではなく、早くから自分に合った趣味探しを始めてみましょう。

一生の趣味はとても大切なものですが、すぐには見つからないのですから。

それでも趣味にはお金がかかります。

かかっても仕方ないという心構えは必要です。

何のために働いているか、働いてきたか、家族のためだったりしてたでしょうからね。それも卒業したら自分のために使うのですから、思う存分使いましょう。

あの世には持っていけないのですから。

いかがでしたか。
人生はほんとに1度です。健康なうちに何か生きがいを見つけそれに没頭する時間を見つけることはボケ防止にもなるし、何より介護を受ける時間が短くなる気がしませんか?

「ピンピンコロリで残り3週間」を目指して趣味を見つけましょうね。
すでにある人は、その道の達人になるまで精進しましょう(笑)

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