演歌以外:「当たり前のこと」というお話です。

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今日は「当たり前のこと」というお話です。

早いものでもう今日から5月です。ついこの間までセーター着ていたのですが、もう半袖ですね。

先日、「演歌以外:ありがとうの反対語について」のお話をしましたが、

今日の話題は、「ありがとう」の反対語についてです。ご存知ですか? 先日からいろんなところでいろんなお世話をしています。その時にいつも「ありがとう」と声をかけていただいています。 そこで私が「ありがとうの反対の言葉知っていますか?」と尋ねるとほとんどの人が「えっ」顔をされて「反対の言葉ってあるの?...

「ありがとう」の反対の言葉は「あたりまえ」でしたね。
それでは、「当たり前のことが出来ていないと」とは何でしょうか。

それでは「当たり前のことが出来ていないと」というお話です。

あるAさんが「商売がうまくいっていないんだけど、一度見てもらえないか」と言っていたので、そのAさんがオーナー兼店長の居酒屋さんに行きました。

本人は、集客方法は何がいいのか?とか、
どんな料理が喜ばれるか?とか、
この味には自信があるんだけど、
といった具合で模索しているようでしたが、

一緒に行った人は、一瞬で「これだ!」という原因がわかったそうです。

それは、

「床に落ちていた一本の箸」

ちょっと考えていただきたいのですが、もし床に箸が落ちていたらどうしますか。

そこで働いている立場だったら間違いなくスグに拾うと思います。

仮にお客さんだったとしても拾うでしょう。

当たり前のことですよね。

たぶん、当たり前だと思います。

しかし、この当たり前のことが出来ていないということは、きっと料理も中途半端だと思われてしまう。

掃除も行き届いていないと思われてしまう。

案の定、トイレを借りたら予想通り汚かったり、床が油で滑りそうな気がしたり、付けている前掛けも汚れが目立って清潔感を感じられなかったりと、そういう所に目が行ってしまうようになるのが人の心理ではないでしょうか。

ほんの些細なことのように思うかもしれませんが、その些細なことの積み重ねで「普通」を超え、「上質」になっていくのではないでしょうか。

ある時、茶聖と呼ばれた千利休さんが、お弟子さんに聞かれます。

「茶の湯の神髄とは何ですか」

その質問に対し利休さんは、7つの要点にまとめてこう答えます。

「茶は服の良き様に点(た)て、

炭は湯の沸く様に置き、

冬は暖かに夏は涼しく、

花は野の花の様に生け、

刻限は早めに、

降らずとも雨の用意、

相客に心せよ」

するとお弟子さんは、

「師匠様、それくらいは存じています」

すかさず利休さんが言います。

「もしそれが十分にできましたら、
私はあなたのお弟子になりましょう」
といわれたそうです。

知っているのと十分に出来るのとでは、全く意味合いが違うということです。

あいさつ、笑顔、良いことをする、悪いことをしない、人の悪口を言わない、時間を守る、おそうじ、

すべて小学生でも知っていることだけど、大人でも出来ていないことがありますよね。

基本的なこと、当たり前のこと、その徹底がとっても大切で、その基本を徹底することが「最も難しい」と利休さんは語っています。

当たり前のことを当たり前に出来ていない人に限って、当たり前をないがしろにしてしまう。

型を破るのは型破りだけど、型が無いのは「型無し」「無様」といいます。

定時に出社して、人に誠実になり、約束はきちんと守る人の技術が、初めて評価されます。

その技術は、高度である必要はありません。

当たり前のことを当たり前にする基礎があってこそ、初めて高い技術が映えます。

人と差をつけるのは「高い技術力」ではありません。

「当たり前の力」です。

いかに当たり前のことを当たり前にするかですよね。

「遅刻をしない」

「嘘をつかない」

「約束は守る」

こうした当たり前は目立ちませんが、積み重なれば目立ちます。

人と一番差がつくのは、こうした当たり前の力です。

巨木を支えるには、それなりの根っこが必要になります。

根が深く広く張りめぐらされるから、大きな木を支えることができるのです。

「当たり前のこと」「基本」そういった「根っこ」にあたる部分を当たり前にやっていくことで生まれる「信用」は、多くの利益をもたらしていくのでしょう。

「当たり前のこと」を当たり前にできるように、しっかりと根を張っていきたいですね。
また、「あたりまえ」ではなく「ありがとう」も大切にしたいですよね。

今日、
誰かと出逢い、話し、笑い、
食事をして、仕事ができる。

こんな当たり前だと思うことが、
本当は奇跡の連続なのです。

「有ること難し」

生きて、出逢う、という奇跡の連続に、「ありがとう」を言わずにいられないとおもいませんか。

毎日、生きていることが
もしかしたら奇跡なのかもしれません。

大事な人と明日も逢えると思っていたのに、
明日を待たずに永遠の別れになることもあるかもしれません。

だから…
今日を、いえ、今を
感謝して生きていきたいと思います。

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