今日のお話は、「言葉の力と「愛の波動」というお話です。
先日、「1カ月間褒め続けた植物と、いじめ続けた植物の差が歴然」という話題がありました。
草も木も花も人間と同じく、日々声を掛けて可愛がってあげるとよく育つという話を聞きますよね。
植物を介して「いじめ防止」を訴えるIKEAの取り組みをご紹介します。
詳しくは、https://irorio.jp/sousuke/20180509/461649/の記事を見てください。
「人は互いの接し方によって幸せになれるはず」というIKEA UAEでは、店内で販売しているプランターの植物を使い実験を行いました。
他人と笑顔で接すれば自然に幸せが広がるが、逆に悪口雑言を浴びせたならば、人は傷付きみるみるうちに元気をなくしてしまう。植物もしかり…というわけで、その名も「植物をいじめる」と題された実験では、2つの同じ種類の鉢植えを用意。
1カ月間学校の片隅に、同じ条件下に並んで置かれた。違うのは子供達からの声かけの内容だけだ。片方は日々子供達から褒められたり、励まされたり、ポジティブな言葉がおくられる。一方には気の毒だが、ネガティブな言葉を投げつけてもらい、いじめの対象になってもらった。
実験期間が終わると、結果は歴然。日々褒められ続けたグリーンの方はピンピンとしていて元気! 一方、毎日毎日怒鳴られ、けなされ、いじめられていた方は見るからにしょんぼりと肩、ではなく葉を落とし今にも枯れそうな痛々しい姿に。
IKEAが「いじめ防止」訴え実験
https://irorio.jp/sousuke/20180509/461649/より引用
【実験】1カ月間褒め続けた植物と、いじめ続けた植物の差が歴然
「写真左 1カ月間いじめ続けた植物 写真右 1カ月間褒め続けた植物」
草も木も花も人間と同じく、日々声を掛けて可愛がってあげるとよく育つという話を聞く。
そして、これも人間と同じで植物もけなされたりバカにされたりすると、シュンとして元気がなくなってしまうようだ。
IKEAが「いじめ防止」訴え実験植物を介して「いじめ防止」を訴えるIKEAの取り組みをご紹介したい。
「人は互いの接し方によって幸せになれるはず」というIKEA UAEでは、店内で販売しているプランターの植物を使い実験を行った。
他人と笑顔で接すれば自然に幸せが広がるが、逆に悪口雑言を浴びせたならば、人は傷付きみるみるうちに元気をなくしてしまう。
人への影響は計り知れず
子供たちにも両者の差は一目瞭然。「いじめが与える影響は植物だってこうなのだから、人であったら尚更」と心に刻んだようだ。
この実験映像は一部の海外メディアで取り上げられ、「この結果は一目瞭然!」「いじめられた方かわいそうに…」「どうせならプラスの影響を与えられる人になりたい」「ありそうでなかった実験だ」と人々の注目を集めた。
1960年代、元CIAエージェントのクリーヴ・バグスターは、植物が人間の意図を感知するということを発見して、一躍有名人になった。
1966年、CIAを退職したバグスターは、今日でも世界最大と認められている嘘発見業務を請けおう会社を設立した。
ある夜、ニューヨークのオフィスにいたバクスターは、観葉植物を嘘発見器につないでみようと思いつく。
最初はただの暇つぶしだった。
しかし、植物の葉を熱いコーヒーに入れたり、マッチで燃やしたりしてわかったのは、植物は熱いコーヒーやマッチの火といった物理的な刺激だけでなく、人間の思考や意図にも反応するということだった。
バクスターは大きなショックを受けた。
「通りに飛び出して、『植物は考えるんだ!』と世界に向かって叫びたい気分だった」と彼は言う。
しかし叫ぶ代わりに、バクスターは植物と思考の研究に没頭していった。
そして、高性能の嘘発見器を用いた実験によって、あらゆる種類の植物が、人間の思考と感情に反応するということを証明した。
バクスターは数十種類の植物を実験に使った。
私たちが普段食べているような植物だ。
彼の発見によると、植物は人間の耳には聞こえないような音にも反応し、人間の目には見えない赤外線や紫外線にも反応する。
1943年に亡くなったウィーンの生物学者、ラオウル・フランスは、複雑な実験器具がまだ存在しなかった時代から、この植物が持つ不思議な力に気づいていた。
自分のことしか考えていない人間がまったく気づいていない出来事や現象を、植物はつねに観察し、記録しているというのである。
「水は答えを知っている」という江本勝さんの著書には、水に「ありがとう」という言葉を見せ、凍らせて結晶を見ると、形の整ったきれいな結晶になり、「ばかやろう」という言葉を見せた水は、美しい結晶がつくられなかったという実験が載っています。
観葉植物も、ぎくしゃくしているような職場だと枯れてしまったり腐ったりする確率が高く、雰囲気の良い職場だと植物もイキイキとしているようです。
では、ほめてほめて褒めちぎっていけばいいのか?
以前、最高においしいトマトをつくる方法を聞いたことがあります。
ほめ言葉をかけて育てたトマトはソコソコ美味しいけど、最高に美味しいのは、厳しい環境で、厳しい言葉を浴びせられたトマトなんだと。
しかし、その厳しい方では、ほとんどのトマトがダメになってしまう。
そんな中、生き残ったトマトが最高に美味しいという事でした。
「日本刀」の話もあります。
刀(かたな)にも色々と種類があって、海外ではサーベルやソード、レピアなんてものもあるそうですが、その世界中に色々ある中で、最も優れた刀剣は日本刀、というのが世界的常識なのだと言われております。
一体なぜ日本刀は優れているのか?
秘密は造る過程(プロセス)にありました。
何度も何度も熱い火の中に入れ、何度も硬い金槌で叩くことで不純物を取り除き、さらには土塗りをした刀身を熱してから急冷する“焼き入れ”の作業を行うことで、あの強靭さが生まれるのだそうです。
そうして出来上がった刀が名刀と言われるようになっていくそうです。
トマトも、刀も、人間も、似ているのかもしれませんね。
厳しい環境では、ほとんどの人がダメになってしまうけど、そこで踏ん張れた人は、大物になっていく。
ほめられて育つ環境にいたら、ほとんどの人がソコソコの人物に育つけど、一流といわれる人物にはかなわない。
プロ野球の名監督である野村克也さんは「人間は、“無視・賞賛・非難”という段階で試されている。
3流は無視、2流は賞賛、1流は非難」と言いました。
ただ、トマトにも、日本刀にも、人間にも言えることは、仮に非難するにしてもそこに「愛」がなければいけないということです。
「愛」の波動は人はもちろんのこと植物でも動物でも伝わるものですよね。
「愛」の言葉をたくさんかけて生きていきましょうね。