演歌以外:「恩返し」と「恩送り」について

Pocket

スポンサーリンク

今日のお話は、「恩返し」と「恩送り」についてのお話しです。

今日は8月28日、「8月28日」(民放テレビスタートの日、1953年8月28日午前11時20分、日本の民放テレビ第1号の日本テレビが放送を開始した。)だそうです。

8月15日、行方不明だった2歳の男の子がボランティアの男性によって発見されました。
この男性は、尾畠春夫さん(78歳)という方で連日テレビなどで放送され、賞賛の声が集まっていますね。
尾畠さんが言った「かけた情けは水に流せ 受けた恩は石に刻め」という言葉に感銘を受けた人も多かったのではないでしょうか。

この言葉、「懸情流水 受恩刻石(刻石流水)」は、仏教経典が出典と言われています。
仏教においても、釈迦は、自分に対して利得を与える他者の恩を心に留めて忘れず、その後に何かの折りに、恩返しの行為を実行する人が気高い人であるといいます。

「恩返し」の動機とは?

助けてもらった相手に恩返し(返報)を行うことは、社会生活では極めて重要ですよね。
人間の場合、恩返しの動機になるのは、“感謝”のようなポジティブな感情であることもあるし、“負い目”や“借り”の意識のような必ずしもポジティブではない感情であることもたしかにあります。

次に、アメリカでの「恩送り」の記事がありましたので紹介します。

アメリカのカフェで広がる“恩送り” 後ろに並んでいる人を元気づける一杯のコーヒーとは?

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20180821-00093881/

行方不明になった2歳児を救出したボランティアの尾畠春夫さんが“時の人”となっています。尾畠さんがボランティアをしているのは、今の自分を作ってくれた社会に恩返しするため。

 恩返しをしている尾畠さんは、“恩送り”をしていると考えてもいいかもしれません。“恩送り”とは、“Pay It Forward”と英語では呼ばれますが、誰かから受けた恩を、直接、その人に返すのではなく、別の人に送ること。もちろん、見返りなどは一切受けません。

 アメリカでは、先日、オハイオ州に住むマッケンジー・モーラーさんが、スタバで、後ろに並んでいた、見ず知らずの女性のコーヒー代を支払うという“恩送り”をしたところ、その女性から心温まる感謝のメッセージを受け取ったことが、話題になりました。

 モーラーさんが8月7日にした以下のツイートは、2万回以上リツイートされて拡散されました。

「昨日、スタバで、私の後ろに並んでいた女性のコーヒー代を払ったんです。その日、家に帰ると、郵便箱にこのメッセージが入っていました。小さな行為であっても、大きなインパクトを与えることができる。思いやりを広げて行きましょう」

一杯のコーヒー以上の素晴らしい行為

 郵便箱にあったメッセージは、モーラーさんの後ろに並んでいたニコル・クローソンさんが残したもので、こう書かれていました。

郵便箱にあったメッセージは、モーラーさんの後ろに並んでいたニコル・クローソンさんが残したもので、こう書かれていました。

「コーヒー、ありがとうございます。スタバに行って自分にご褒美をあげることなどめったにないのですが、ここ数ヶ月は、ちょっと苦闘していたのです。ベビーシッターをしてくれていた父が他界したからです。家族も子供たちも本当に大変な状況になりました。今朝は、ベビーシッターが病気で来られなくなったので、仕事を休まねばならなくなりました。それで、子供たちの朝食とコーヒーを買いに行ったのですが、その時、罪悪感を感じていました。しばらくの間、仕事を辞めて家にいなくてはならなくなるからです。それは私の人生計画にはなかったことでした。そのため、仕事を辞める精神的準備も経済的準備もできていませんでした。コーヒーを買ってくれたあなたの優しさに涙が出ました。数軒先にあなたが住んでいることを知り、嬉しくなりました。あなたのした行為は一杯のコーヒー以上のものだということをお知らせしなくてはと感じたんです。それは、私の1日を良いものに変え、涙を誘い、スマイルさせた素晴らしい行為でした。とても感謝しています。ありがとう!」

続きは下記のページをご覧ください。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20180821-00093881/

「恩返し」と「恩送り」

「恩返し」は、直接相手に返報することだと思っている人が多いと思います。
それに対して、相手に返報するのではなく、別の誰かに対して親切にすることを指す言葉に、「恩送り(pay it forward)」があります。

「情けは人のためならず」という言葉を、この間接互恵の意味でとらえている人も多いと思います。

結果的に自分にとって利益をもたらす可能性がある点で、関係性のない他人に対して親切にすることも、合理的な行動選択だと考えられています。

私は「恩送り」という言葉が好きです。

あなたのために人からしてもらったたくさんのこと。
それによって救われ、今のあなたがいること。

なかなか直接お返しする事ができない時は、ぜひあなたの周りにいる人、目の前の人を笑顔にしてあげてください。

これがあなたに与えてくれた人達への最高の恩返しになります。

そして、あなたもまたあなたがそこにいてくれるだけで、誰かにエネルギーを与えられている事を忘れないでください。

愛は循環すると思います。いえ、愛は循環するのです。

スポンサーリンク