今日のお話は、「忙しい人ほど効率的」というお話しです。
今日は、10月23日、「電信電話記念日」(電気通信省(後の電電公社、現在のNTT)が1950(昭和25)年に制定。1869(明治2)年9月19日(新暦10月23日)、東京~横浜で公衆電信線の建設工事が始まった。)、「津軽弁の日」(津軽弁の日やるべし会が1988(昭和63)年に制定。方言詩人・高木恭造の1987(昭和62)年の命日。)、「モルの日(Mole day)」(主として北米の化学者たちが、10月23日の午前6時02分から午後6時02分までを、物質量の単位である「モル」を記念する日として祝っている。1モルは6.02×10の23乗個(アボガドロ定数)の粒子(分子・原子など)からなる物質の物質量と定義されており、この6.02×10の23乗という数字を6:02 10/23に当てはめたのが「モルの日」である。)だそうです。
「モルの日」について
モルの日は、化学者や化学を学ぶ学生、化学マニアによって10月23日の午前6:02から午後6:02の間に祝われる非公式の祝日である。米国式の表記では6:02 10/23となる。この時間と日付は、1モルの物質中の粒子の数を定義するアボガドロ数に由来する。モルは7つのSI基本単位の一つである。Wikipediaより引用
高校化学が苦手な人の多くは、物質量(mol)のことが何かわからずに嫌になってしまいます。
しかし、このmolのことがわからないと、この先の化学の単元はほとんどわからない。
それで化学全体がわからない、となってしまいます。
しかし逆に言えば、このmolを正しく理解すれば他の単元のことも非常にわかりやすくなるということです。
分子はとても小さいため、それでは観測できないためです。
「お米を5000粒炊いてくれ」なんて言われても、全然わからないですよね。
それと同じだそうで、お米の場合は、1合、2合、というように実用的な単位で数えて解決していますよね。
分子の場合に用いられる実用的な単位がmolです。
鉛筆のダースのようなもので、バラ売りしていることは少なく、12本を1ダースとして数えますよね。
これと同様に、分子は約600,000,000,000,000,000,000,000個を1molとして数えます。
あんまりにも多いので、概数になってしまいます。
このようにmolとは、まとまった分子の集まりの単位を表しています。
モル(mol)が苦手な人もいると思いますが、理系の人から言わせれば、わかりやすくするためにモルという単位があるそうです。
モルは、原子や分子の数を6.02×10^23個と定義されてますが、たまたま1molが22.4mlになる。
原子番号の約2倍の重さになるなど、覚えてしまえば、全て簡単に計算できると思います。
忙しい人ほど効率的だというお話です。
「効率的に動けるのは、本当に忙しいとき」
本当に忙しい人よりも、
実は暇な人のほうがいつも「時間がない」と言っているのです。
要するに、忙しくない人というのは
怠惰で時間管理能力が低いのではないかと思います。
退職された方の話をよくみみにします。
退職後の数ヶ月間、時間はたっぷりあるのですが、
何も成し遂げることはできなかったそうです。
仕事で忙しいときのほうが、よほど効率的に動けたそうです。
自分を振り返ってみても、確かにその通りだなと思いました。
忙しいときほど、様々な仕事や案件をサクサクと取組んでいるように思います。
逆に、時間があってもダラダラしてしまうことが多いということを感じませんか。
永六輔さんの言葉を紹介します。
「忙しい人は、忙しいからいろんなことが(経験)出来るんです。
やっぱり頼りになるのは忙しい人です」
ずばり的を得ている言葉ですね。
暇なお店より、行列を作っているお店に行ってみたくなります。
予約困難なお店ほど、予約したくなります。
忙しいにも暇にも理由がある筈ですし。
忙しいとは「心を亡くす」と書いて「忙しい」とよく言われますが、それもとらえ方を変えれば「心を亡くすほど打ち込んでいる」ということですよね。
やはり、忙しい人は頼りになりますね。
さて、今日も頭をフル回転させて、脳の中の分子を100molくらい活動させましょう。